今回は、サンリーグループのインターンシップに5日間参加した学生にインタビューを実施しました。

各事業のインターンシップを通じて得た発見や学び、サンリーグループに対する印象がどのように変わったのかなど、詳しくお聞きした内容をお届けします!

賃貸仲介営業に興味を持ち、インターンシップに応募

ーーまず、サンリーグループのインターンシップに応募した理由を教えていただけますか?

Mさん:賃貸仲介に興味があり、サンリーグループのインターンシップに申し込みました。また、石川高専の建築学科に所属しているので、学んでいることがどのように仕事に活かせるのかを体験してみたかったというのもあります。

ーーサンリーグループのことは、どのようにして知ったのですか?

Mさん:学校の先生からの紹介です。面識はないのですが、サンリーハウスの小林律子さんが私のOGにあたる方で、紹介してくださった先生が当時小林さんを教えられていたので、そのつながりで「こういう会社があるよ」と教えていただきました。それに、看板は何度も目にしたことがあって。

ーーそうなんですね。看板もかほく市内でよく見かけますものね。

Mさん:はい。かほくに来ることが多く、その際に看板を目にして、気になっていました。

物件同行体験とモデルハウス見学で得た学び

ーー1日目は売買の物件同行体験をされたとお聞きしていますが、実際の不動産取引の流れを知って、どのように感じましたか?

Mさん:最初は、売買というと家を買う人に売る仕事だと思っていたのですが、売るというよりも実際にお客様と一緒に選んでいく仕事なんだなという認識に変わりました。

営業と聞くと、ノルマがあってやらなければならないことが多いイメージがありましたが、営業マンである前に人としてお客様に信頼されるように行動することが大切だと同行させていただいた社員の方を通じて感じました。

ーーなるほど。1日目にはモデルハウスの見学にも行かれたと思いますが、実際にサンリーの家のモデルハウスを見てみて、どうでしたか?注目したデザインや機能はありましたか?

Mさん:SUN、MOON、EARTHの3つのモデルハウスを見学しましたが、一番好きだったのはSUNです。MOONとEARTHの良いところを取り入れたような、ナチュラルで落ち着いたバランスがとても良くて気に入りました。

また、エツサスにも行ったのですが、その時にまず感じたのは明るさや涼しさです。後から社員の方から説明を受けたところ、通気口を通して冷気を循環させているとのことでした。実際に快適な家を体感できたことで「もし自分がお客様だったら、こういう家に住みたいな」と思うきっかけになりました。

ーーなるほど。実際に体感することで具体的なイメージが湧いたのですね。

Mさん:はい。エツサスは規格住宅だと伺ったのですが、思っていたよりも多くのパターンがあって驚きました。自分がお客様の立場だったら規格なのにこんなにたくさん選べるのはいいなと思いました。規格住宅というと、テンプレートで用意されているから選べるものが少ないのかと思っていたのですが、実際には選択肢が豊富でしたね。

ーー選択肢が多いとお客様も満足度が高くなりますよね。

学校で学んでいることと繋がったタタミ建設訪問と設計体験

ーー2日目はタタミ建設を訪問されたそうですが、どのようなプロジェクトや技術に興味を持たれましたか?

Mさん:最初に金沢刑務所の修繕現場を見学させていただきましたが、教科書で学んでいることを実際に目にする機会はなかなかないので、とても貴重な体験でした。

また、1つの工事が終わるまでに20社以上の他社と連携しながら建物を作り上げていくことや、公共の施設の工事で国や市から依頼されることもあると聞き、地域や他社との連携で一つのプロジェクトが完成するということに感銘を受けました。

ーー確かに、実際の現場を見れたのは貴重な体験ですね。続いて3日目の設計体験について、どのようなアプローチで間取りを考えましたか?エスキースを使ったとお聞きしましたが。

Mさん:はい。実際にあったお客様のヒアリング内容を基に平面図を考えました。学校で学んだ基礎的なことを思い出しながら組み込んでいきました。

また、モデルハウス見学の際に見た玄関のクローゼットや独立洗面台、光の入り方や自然の眺め方を思い出しながらエスキースを進めていきました。

ただ、条件をすべて入れようとすると難しかったので、「ここは少し妥協をした方がいい」「その分、ここは伸ばした方がいい」といったアドバイスをいただいたりもして。

ーー実際に間取りは完成しましたか?

Mさん:最終的には、平面図と簡単な立面、居住空間の特徴を反映したパーソナルスケッチまで一日で完成しました。「ここをもっとこうしたかったな」という悔しさもありましたが、なんとか形にできたのでとても楽しかったです。

ーーそれは良かったです。授業とは全然違いましたか?

Mさん:授業では架空の家族の構成や設定が与えられるのですが、今回は実際のお客様の希望を基にしたので、よりリアルに感じられました。箇条書きされた項目から「こう書いてあるということは、きっとこうしたいんだろうな」と想像力を働かせながら考えることができたので、授業と似たような部分もありましたが、よりリアルな体験ができました。

最終日は、最も興味のあった賃貸仲介営業体験へ

ーー4日目と5日目には賃貸仲介営業の体験をされたそうですが、その体験を通してどのように感じましたか?

Mさん:まず全体を通して、すごく気遣いが積み重なった仕事だなと感じました。入居が決まっているお客様の部屋の採寸に立ち会ったのですが、事前に少し掃除をしたり、冷房がついていなかったので窓を開けたり、スリッパを用意したりしました。また、採寸の際には、お客様が測っていない部分についても「ここは測っておいた方がいいですよ」とアドバイスをされていたり、引っ越しする時のことを考えた気遣いも大切にされているんだなと思いました。

単なる売り手と貸し手の関係ではなく、「一緒にこれから住む家を探していきましょう。」という姿勢でお客様に寄り添っているのがとても素敵でした。

ーー賃貸仲介営業の体験を一番してみたかったのですよね?

Mさん:そうです。賃貸仲介に一番興味があって、お客様がどのように来られるかも気になっていたので、体験できて良かったです。実際に、お客様がいる場に同行できるとは思っていなかったので、そんなところまで体験させてもらえるんだと思って本当に楽しかったです。

ーー賃貸営業体験は、どのようなスケジュールだったのですか?

Mさん:4日目の午前中は退去確認を行いました。退去されたお部屋を次のお客様に引き渡すために、壁に汚れがあったりしないか、修理が必要かを確認しました。午後はその採寸に立ち合い、その次にホームページに掲載するための写真を撮りに行きました。

最終日の5日目は、午前中にまだ入居を悩まれている方の物件案内に同行し、午後からは前日に撮った写真をホームページに上書き登録する作業を行いましたね。

インターンシップ後のサンリーグループに対する印象

ーー5日間の各事業の体験を通じて、どの事業の業務内容や雰囲気が最も魅力的だと感じましたか?

Mさん:いくつかの事業に関わったのですが、特に売買の際にロールプレイを通じて建売りの家のこだわりを紹介する部分や、モデルハウスの説明が印象に残りました。また、直接体験はしていないのですが、電話を受けたり、お店にいらっしゃったお客様に賃貸物件を紹介するような、お客様と直接関わる仕事にとても魅力を感じました。

ーーなるほど。どの事業というより、お客様と関わるという点に魅力を感じたのですね。

Mさん:はい。いろんな役割の方がいると思うのですが、お客様とサンリーグループの物件を繋ぐ役割にとても魅力を感じたので、どの事業を選ぶかというと、選べないですね…。

ーー確かに、お話しがとてもお上手なので、そういった仕事に向いていそうです。最後に、インターンシップ実施後、サンリーグループの印象は変わりましたか?

Mさん:はい。少し話が重複するかもしれませんが、賃貸仲介営業や住宅営業、売買営業という言葉を聞くと、どうしても「貸すこと」や「売ること」が最初に来るのかなと思っていたのですが、実際にはそうではなくて、例えば売った後のアフターケアや、住んでいる家にトラブルがあった際の対応など、長い目で見てお客様と関わっていくことが大切だと学びました。

また、家の説明をする際には良いところだけではなく、お客様に伝えなければならないデメリットもしっかり伝えることで「この営業さん、好きだな」と思ってもらうことが契約に繋がるという社員の方の言葉や考え方を聞けたので、そこにすごく尊敬しました! 

ーー社員の方の働く姿勢から多くの学びを得られたようで良かったです。今回のインターンシップでの経験を活かして、今後の就職活動もがんばってください!

サンリーグループのインターンシップは、以下の日程で開催しています。

【総合(グループ全体)】8/8(金)・8/22(金)・8/26(火)・8/28(金)

【不動産(売買・賃貸)】9/5(金)・9/19(金)

【建築】9/5(金)・9/19(金)

9月の開催は残りわずかですが、この機会にぜひお申し込みください!社員一同、皆さまとお会いできるのを楽しみにしています。