【社員インタビュー】外国籍社員が語るサンリーグループの魅力と将来の展望
バングラデシュ出身のブイヤンさんは2025年2月にサンリーグループに入社されました。入社から約8ヶ月が経ち、社員の方から愛されながら楽しそうに働かれています。
サンリーグループでは外国籍社員が増えてきている中、今回はブイヤンさんにサンリーグループの魅力や今後のキャリアについてお話を伺いしました!

(プロフィール)ブイヤンさん(サンリーの家/現場管理):バングラデシュ出身。2025年2月にサンリーグループに入社。趣味は海外旅行。
日本の建物に興味があり、サンリーグループに入社
ーーまず、サンリーグループに入社した理由を教えてください。
ブイヤンさん:富山県と石川県に親戚や知り合いが多く、前の仕事を辞めたばかりだったので、こちらでずっと仕事を探していました。どんな仕事があるか調べていたところ、サンリーグループの現場管理の求人を見つけました。前の仕事はレストランでの勤務だったのですが、現場管理なら多様なプロジェクトに関われるかと思い、入社を決めました。
ーー建築関係の仕事には、もともと興味があったのですか?
ブイヤンさん:はい。建築に関する専門的な知識は持っていなかったのですが、母国のバングラデシュと日本の建物はまったく違うので、どうやって建てられているのか興味がありました。それで、ここで働けたらいいなと思ったのがきっかけです。
ーー初めて建築業界で働くことに、不安はありませんでしたか?
ブイヤンさん:もちろん、不安はありました。バングラデシュとは作り方も全然違うので、自分にできるか心配でした。でも、サンリーグループに入社してからは皆さんが優しく接してくれて、しっかりと教えてくれるので、とても良かったなと思っています。
ーーそれは良かったですね。このインタビューを行う前も、いろんな人に話しかけられていて、ブイヤンさんの愛されキャラがとても伝わってきました。
日本語学校と専門学校で日本語を学ぶ

ーー日本語はどのようにして習得しましたか?
ブイヤンさん:約1年3ヶ月間、バングラデシュから日本語学校に通っていました。その後、日本に来てからも専門学校に通いながら、日本語を勉強し続けました。
ーーそうなんですね。日本語とてもお上手です。日本語の資格なども持っているのですか?
ブイヤンさん:日本語能力検定のN2(※)を持っています。ただ、漢字の読み書きは難しいですね。
(※)日本語を母国語としない方の日本語能力を測定し、認定するための試験。試験は5つのレベルで構成され、一番易しいN5から一番難しいN1まである。N2は日常的な日本語を理解し、ビジネスシーンでも通用するレベル。
ーーN2をお持ちなんですね。日本での生活や仕事において困ったことはありましたか?
ブイヤンさん:バングラデシュと日本の生活はまったく違います。来たばかりの頃は、日本語もあまり話せなかったので、買い物の仕方や日本人とのコミュニケーションの取り方がわからず、とても不安でした。アパートをどうやって借りるかも心配でしたが、学校の先生たちに相談してサポートしてもらいました。
ーーなるほど。具体的にどのような点が自分の国の生活と違うと感じましたか?
ブイヤンさん:そうですね…。例えば、買い物においてバングラデシュでは現金での支払いが一般的です。また、日本ではコンビニやスーパーで自分でカゴに商品を入れてレジで支払うスタイルですが、バングラデシュでは欲しい商品を店員に伝えると、店員が商品を入れてくれます。その後、自分が支払うという流れになります。
ーーバングラデシュでは、そのように買い物をするのですね。
ブイヤンさん:今では違う方法も増えてきていますが、70%くらいはこの方法です。
日本の建物は一つひとつ丁寧に作られている

ーー現場管理の仕事について、具体的な業務内容について教えていただけますか?
ブイヤンさん:現場管理の仕事では、建物が建つ前のゼロの状態から完成までのすべてを管理しています。具体的には、工事の進み具合を確認して必要な検査を行いながら、スケジュール通りに作業が進むように調整します。お客様にとって大切な建物なので、自分の家のように責任を持って取り組んでいます。
ーーどういったときに仕事のやりがいを感じますか?
ブイヤンさん:やっぱりゼロの状態から関わった建物が完成したときは、本当に良かったなと感じます。お客様から「ありがとう」と言ってもらえたり、お菓子をいただくこともあります(笑)。
ーー同じ職場の方とは、どのようにコミュニケーションを取っていますか?
ブイヤンさん:コミュニケーションは仕事で最も大切だと思っています。先輩や周りの人たちが優しく色々教えてくれるので、私も頑張って貢献したいと感じています。皆とても仲が良いですね。
ーー同じ職場には、外国人社員の方はどのくらいいるのですか?
ブイヤンさん:私のグループにはもう二人いますし、他のグループにも何人かいます。
ーーそうなんですね。ブイヤンさんの視点から、日本の建築についてどのように感じていますか?
ブイヤンさん:とても素晴らしいと思います。一つひとつの建物を丁寧に確認しながら建てている姿が印象的です。特に、日本は地震の多い国なので、その点を考慮して建物を建てていることがよくわかります。
ーーバングラデシュの建築には、どのような特徴がありますか?
ブイヤンさん:バングラデシュでは、木造よりもコンクリート製の建物がほとんどです。コンクリートの建物は崩れやすいこともあります。また、家が完成するまでに1年から2年ほどかかることもあり、この辺りも日本とは違います。
将来的には現場管理として後輩を指導したい

ーーサンリーグループの魅力は何だと思いますか?
ブイヤンさん:サンリーグループで働いている人たちは皆仲が良く、優しい人たちばかりです。それがサンリーグループの大きな魅力だと思います。そして、皆楽しみながら働いているように感じます。
ーー仲が良いといえば、社員旅行にも参加されていましたね。
ブイヤンさん:はい。とても楽しかったです。
ーー今後のキャリアにおいては、どのような目標を持っていますか?
ブイヤンさん:現場管理の仕事をしているので、色んな資格を取りたいですし、自分の下で後輩をしっかりと指導していきたいと思っています。
ーー資格について、具体的にどの資格をいつまでに取得したいと考えていますか?
ブイヤンさん:来年の6月までに二級施工管理技士の資格を取得したいと思っています。日本語も難しいですが、勉強を頑張っています。
ーー難しい用語も出てくるかもしれませんが、勉強頑張ってください!最後に、サンリーグループへの入社を検討している方にメッセージをお願いします。
ブイヤンさん:前の会社では、あまり周りの方とコミュニケーションが取れなかったのですが、ここでは皆さん本当に優しくて働きやすい環境です。なので、安心して入社してもらえたらと思います。
外国人のことでいうと、日本語は必須かなと思います。皆が日本語でコミュニケーションを取っているので、日本語がわかれば、しっかりとコミュニケーションを取りながら長く働けるはずです。
ーーブイヤンさんを含め、外国人社員の方々も働きやすい環境で働いていることがよくわかりました。本日は、ありがとうございました!
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