サンリーグループは、社内イベントやSNS発信、バレーボールチームのオフィシャルスポンサーなど事業の幅を着実に拡大しています。

今回は、広報スタッフとして社内外と連携しながらさまざまなプロジェクトに携わっている田中さんにインタビューを行いました。まずは、サンリーグループに入社した経緯や、現在担当している業務内容について詳しくお聞きしていきます!

(プロフィール)

田中さん(サンリー・ホールディングス/広報):石川県出身。機械メーカーで9年間勤務し、2021年サンリーグループに入社。趣味はキャンプ・お笑い鑑賞。

未経験から物件情報のチラシ作成に挑戦

ーーまず、サンリーグループに入社したきっかけを教えてください。

田中さん:高校を卒業してから新卒で入った会社に約9年間勤めていて、ここが2社目になります。その間に子どもを2人出産し、産休や育休を経て正社員として復帰して働いていましたが、家から会社までの距離が遠かったり、子供のお迎えの問題があったりして次は一旦パート社員として、子育てをしっかりしながらできる範囲で仕事をしたいと思っていました。

最初はサンリーホームのパート社員として働いていたのですが、本社がかほく市にあり、家から通いやすい距離だったことが条件に合ったので、求人に応募しました。きっかけは本当にそんな感じです。

ーー当初はサンリーホームのパート社員だったとのことですが、どのような経緯で広報の担当になったのですか?

田中さん:入社して最初の頃は、今のサンリーバイカイの営業サポートと同じようなサポート業務をしていました。売買では定期的に物件の情報を載せたチラシを発行しているのですが、私が入社する少し前にそのチラシを作っている業務の枠が空いていたんですね。

そこで、まず1枚チラシを作ってみないかという話がありました。当時はイラストレーターやフォトショップなどのデザインツールをまったく使ったことがなく、チラシを作るのも初めての経験でしたが、挑戦してみることにしました。

ーー未経験からのスタートだったのですね。元々デザイン関係に興味があったのですか?

田中さん:自分の結婚式のウェルカムボードや席次表、プロフィールブックなどを見よう見まねで自分で作っていたので、作ること自体は好きでした。ただ、仕事としてやったことはなかったんです。

チラシを1枚作ってみるところからスタートし、徐々に業務の幅が広がっていったという感じです。

ーーなるほど。そういったプライベートでの経験が仕事に繋がったのですね。

田中さん:そうですね。それと、私が入社したタイミングで金沢福久の店舗がオープンし、サンリーハウスが立ち上がった時期だったんです。当初は売買のチラシだけを作っていたのですが、そこからSNSやホームページ、完成見学会のチラシなどハウスに関する広報業務も兼任するようになりました。

広報として多様な業務を担当

ーー現在担当されている業務内容について、具体的に教えていただけますか?

田中さん:さっきも言ったようなチラシのデザインを担当していますし、住宅雑誌掲載の記事校正や担当者とのやりとりも行っています。イベント情報をサイトに掲載する際にはバナーが必要なのでその作成もしてますし、SNS用の動画撮影や編集、投稿作成も私の担当です。

あとは、サンリーハウスとして契約している住宅のポータルサイトに注文住宅の施工事例を載せたり、イベント情報をアップしたりといった定期的な更新もしていますね。

ーー業務の幅がとても広いですね…!

田中さん:そうですね。社内外のイベントもあるので、それに関わる販促物やノベルティを作ったり、イベント自体の企画運営もしていますよ。写真を撮るのも得意なので、サンリーハウスのホームページに載っている施工事例の写真は自分で撮影して補正も行っています。

このサンリーズキャリアに登場する皆さんの写真も、私が撮影していますよ。記事の作成は担当の方がいますが、校正も私が行っています。

ーーそういった業務はすべて自分から「やりたいです」と声をあげていったのですか?

田中さん:「やりたいです」と言ったわけではないですが、やらなきゃいけないことの中で少しずつやっていって、スキルを身につけていったという感じですかね。

ーー施工事例の写真も撮るとのことで、カメラは触っていたことがあるんですか?

田中さん:カメラも未経験ですが、元々写真を撮るのが好きで、日常的にたくさん写真を撮るタイプなんです(笑)。どこに行っても写真を撮るので、そういうところが仕事にも活かされているのかなと思います。

今後は3ブランドの認知度向上に力を入れたい

ーーさまざまな業務を担当されていると思いますが、その中で特に力を入れている点は何ですか?

田中さん:力を入れているというより、特に思い入れが強いのはサンリーハウスですね。入社当初から、サンリーハウスの販促や広告物をメインで担当させてもらっていて、すべてのチラシやパンフレットを自分で作成してきました。今は基本的に制作会社にお願いしていますが、少しだけホームページの制作も行ってましたね。

それから、入社以来サンリーハウスのインスタグラムを立ち上げ、投稿内容を考えたり、実際に投稿を作成したりもしています。なので、特にこだわりを持って取り組んでいる部分だと思います。

ーー立ち上げから携わっているのは、思い入れが強くなりますよね。

田中さん:今は特に、3つのブランドをリリースしたところで、サンリーの賃貸や売買、家の認知度をしっかり上げていかなければならないフェーズだと思っているので、今後もしっかりと力を入れていきたいと考えています。

ーー広報活動に携わる中で、どのような知識やスキルが身についたと感じますか?

田中さん:スキルについて言えば、本当に未経験で入社して、イラストレーターやフォトショップにまったく触れない状態から今では普通にチラシを作成できるようになりました。なので、そういったスキルはしっかり身についているのかなと思います。

ーー田中さんのように、未経験の方でも広報業務をできると思いますか?

田中さん:できると思いますよ。私自身が未経験から始めたので。

ーー何年くらいで一人前になったと感じますか?

田中さん:難しいですね。私もまだ一人前とは言えないので。入社当初に作ったチラシを見ると、正直気持ち悪いです(笑)。「なにこれ」と思うようなデザインもありますし、最近作ったチラシでも「なんでこの時こうしたんだろう」と思うこともあります。

日々成長しているとは思いますが、スキルについてはツールの使い方や日常にある情報を活用することで、やろうという気持ちがあれば全然できると思いますし、未経験でもできる領域だと思います。

ーーそう言っていただけると、この記事を読んでいる方も心強いかと思います。次回の記事では、印象に残っているプロジェクトや職場の方とのコミュニケーションについてもお伺いしますので、引き続きよろしくお願いいたします!