前回に引き続き、大生地建のサントレ担当者である片倉さんと、サンリーホーム売買営業の谷口さんがご登場。「売買を通じて土地や建物を活用する」というお仕事の面白さについてお話しいただきます!

(プロフィール)
<大生地建・サントレ担当>
(写真右)
片倉 陽子(Katakura Yoko)
2022年2月に大生地建入社。前職は不動産会社にて土地や建物の買取事業についていた。現在はサントレ事業の主担当として、石川県内の幅広いエリアで買取事業を進めている。趣味は韓国ドラマの鑑賞。

<サンリーホーム・売買営業課>
(写真左)
谷口 麻衣(Taniguchi Mai)
2020年11月入社。不動産会社でのパート勤務を経てサンリーホームに転職し、正社員として勤務している。趣味はアニメ、映画鑑賞。

スピード感と手厚さで、お客様の心を掴む!

ーー今日もよろしくお願いします!今回は働き方や仕事の面白さをメインにお話を伺っていきたいのですが、そもそもお客様から見たサンリーグループの「売買」の魅力ってどういう点だと思いますか?

売買営業・谷口さん:スピード感はありますよね。スタッフがいろんな地域に住んでいるので、たとえば志賀町の方からの依頼でもすぐにお伺いできる。これは強みだと思います。

ーー中古物件をリフォームして売ったとして、それを買ってくれた人(新しい持ち主さん)へのアフターフォローもしておられるのでしょうか?

売買営業・谷口さん:もちろんです!中古物件専用の保険がありますのでそちらをしっかりつけさせていただいて、不具合のご連絡をいただいた場合も対応させていただいています。

ーーそれは安心!売りっぱなしでは決してないんですね!

 

信頼をいただき、不安にさせない。

ーーお客様に安心感を持ってもらうために心がけていることはありますか?

売買営業・谷口さん:お客様の大切な土地や建物に値段をつけさせていただくわけですから、できれば直接お会いして、表情を見ながらお話をするのが大事かなと私の中では思っています。どうしても電話だけだと100%は伝わっていないし、伝わらないまま前に進めてしまうと良からぬ方向に行ってしまいますから。

ーー値段って一番センシティブなことですよね。

売買営業・谷口さん:買う場面でも、売る場面でもそうですよね。そもそも信頼されていないと、ちょっとしたことで不安になって「あ、やっぱり売るのやめようかな」ってなってしまう。ほとんどのお客様は売るのも買うのも初めてで、わからないことばかりです。なんでも聞いて、お答えして、信頼してもらえるような接客を心がけたいと思っています。

ーー片倉さんも同じように感じられますか?

サントレ・片倉さん:はい。お家を売るとか買うとかって、大きな出来事じゃないですか。だからこそお客様に寄り添って、お話をよく聞き、お困りごとを解決してあげようといつも思っています。ご高齢のお客様が多くて、中には「息子が全然帰ってこん!」など売買と関係ないようなお話をずっと聞いているようなこともあるんですけど(笑)、そういう話をしてもらえるぐらい信頼関係を築くことが大切だと思います。

 

就活生必読!この仕事に活かせる&身に付くスキルとは?

ーー最後に、これから就職・転職をする読者に向けて、この仕事をする上での「コツ」みたいなものを教えてもらえますか?「仕事に活きるスキル」みたいなものでも大丈夫です。

売買営業・谷口さん:そうですね……何よりも知識だと思います。知識がないとどうやっても相談に答えられないですから。場所や建物のこと、金額のこと、どういうものが売れやすいかということを、ちゃんと知っていることが大事だと思います。ただ、広いエリアを手掛ける中で、行ったことのない場所に行って、知らないことを調べること自体が今私は楽しいんです。「楽しい」って思える人ならどんどん吸収してお客様にいろんなアドバイスができるようになっていくんじゃないかなと思います!

ーーいいですね、教科書で勉強するだけじゃなくて自分の足で稼いでくる知識!そうやって身につけた知識は、お客様に話すときにも血が通った言葉になりますよね。最後に、片倉さんはいかがでしょうか。

サントレ・片倉さん:私は、土地や建物を買い取った後、次にどんな方が住まれるかわからないわけですから、できるだけいろんな年齢の多くの方にとって住みやすい間取りにしようという意識でリフォームの計画を立てています。バリアフリーまでしてしまうと予算がかかりすぎるので難しいですが、対面キッチンにしたり、LDKを大空間で取るようにしたり、トイレの場所をLDKから近くしたり……。

ーーあぁ、昔の家ってトイレがめちゃくちゃ離れた場所にあったりしますよね!?

サントレ・片倉さん:そうなんです、そういうところを変えて、水回りを一箇所に集めて。全体的に「住む人が決まる前に家をつくる」という感覚だから、「こうした方が便利かな」「多くの人に気に入ってもらえるかな」と最大公約数のような地点を思い浮かべて工夫を重ねています。駐車場を広く取るのもポイントですね。家族で住むなら2台はマスト、3台目もあれば喜ばれます。

ーーお聞きしていると、「住む人が決まる前に建てる」という意味では建売事業にもつながる知恵やノウハウが色々とありそうですね。みなさん、今日は非常に興味深いお話をありがとうございました!