前編では、サンリーグループ冠マッチの振り返りで盛り上がったコラボ対談。

後編となる今回は、10月より開幕した大同生命SV.LEAGUEの意気込みやサンリーグループとPFUブルーキャッツ石川かほくでかほく市を盛り上げるための取り組みなど、熱く語り合った内容をお届けします!

(プロフィール)・PFUブルーキャッツ石川かほく
#8 大熊紀妙選手:埼玉県出身。2023年12月入団。趣味はサウナ。(写真中央)
#23 バルデス・メリーサ選手:キューバ出身。2021年4月入団。趣味はビデオゲーム。(写真右)

・サンリー・ホールディングス
田中さん:石川県出身。機械メーカーで9年間勤務し、2021年サンリーグループに入社。趣味はキャンプ・お笑い鑑賞。(写真左)

ブルーキャッツの今シーズンの目標

ーー今シーズンに向けて、どのような目標を立てていますか?

大熊選手:今シーズンは、昨シーズン行けなかったチャンピオンシップ進出が一番の目標です。チャンピオン進出以降は、優勝できるようにみんなで切磋琢磨しながら頑張りたいと思います。

メリーサ選手:私も同じ気持ちです。ベスト8に入るために、自分自身の目標も設定していて、監督とも話し合っています。チームを引っ張りながら、みんなで8位に入れるように努力したいです。

ーー応援しています。今シーズン特に注目している選手についても教えていただけますか?

メリーサ選手:注目している選手と、注目してほしい選手のどっちがいいですか?

ーーでは、注目してほしい選手を教えてください!

メリーサ選手:それなら、メリーから紹介しますね。7番の舩田選手のレシーブとディフェンス、9番の川添選手のスパイクの速さは本当にすごいので、ぜひ注目してほしいです。

それから、ミドルブロッカー1番の横田選手と6番の細沼選手のブロックの強さも見逃せません。

15番のタットダオ選手はスパイカーとミドルブロッカーとして活躍していますし、12番の上村選手のサーブのパワーや音は、1階の席から見ると特に感じやすいと思います。

大熊選手:みんなのことを言いたくなってきた雰囲気ですね(笑)。

シーズン中は、全選手に注目してほしい

メリーサ選手:8番の大熊選手は、ディフェンスと時折見せるハイボールのインナーも注目です。5番の大村選手は、レフトでもライトでもどのポジションでも頑張っているので、ぜひ最後まで見てください。

3番の藤倉選手と11番の松井選手は、両セッターとしてチームをうまく動かし、誰を使うかをしっかり考えているので、そこにも注目してほしいと思います。

田中さん:すごいですね。本当に全員のプレーを見逃せない感じです。

メリーサ選手:10番の長友選手は、ピンチサーバーとして大事な役割を担ってます。彼女が得点を重ねることで、チームも盛り上がると思います。

新加入の13番西川選手は、普段はディフェンスとして出場していますが、オフェンスもできる選手です。2番の五島選手と14番の呂比州選手も新加入なので、最初の方は出場機会が少ないかもしれませんが、声を出してやる気に満ちているので、出場する際はぜひ注目してほしいです。

そして、最後に4番の川﨑選手。自分と同じポジションですが、スパイクのコースやブロックの仕方がとても上手いので、そこにも注目してほしいと思います。

大熊選手:私も最後に、メリーサ選手について言います!メリーは試合中はクールに見えるかもしれませんが、実際には周りをよく見ていて、気にかけてくれる優しい性格です。自分がコートの中で落ち込んでいる時も、しっかりと一言かけてくれるタイプです。

ーーありがとうございます。選手全員の注目ポイントを教えていただきましたね!

メリーサ選手:キサが私の良いところも言ってくれて、良かったです(笑)。

大熊選手:もちろん言うよ!メリーのプレーはまさにエースそのもので、みんなが託したくなるようなプレーをしてくれます。セッターも安心してメリーにボールを預けられると思いますし、自分がレシーブしていても、メリーなら決めてくれると信じています。本当にすごい選手です。

ーー選手全員の注目ポイントを教えていただき、ありがとうございます!今後の試合観戦の参考にさせていただきますね。

サンリーグループとのコラボでバレー教室や体験イベントができたら

ーーブルーキャッツの選手として、地域のイベントに参加することについて、どう考えていますか?

大熊選手:昨年入団したばかりのときに、かほく市の桜まつりに参加したんですけど、そういった地域のイベントでブルーキャッツを呼んでもらえるのは、すごく嬉しいです。

ーー最近参加されたイベントは、どのようなものでしたか?

メリーサ選手:学校に行ったよね。給食メニューを考えるというものでした。

大熊選手:3番の藤倉選手が栄養士の資格を持っていて、彼女が考えたメニューがかほく市の小中学校の給食で出たんです。それで、自分たちも学校を訪問して、一緒にお昼を食べました。

田中さん:いろんな学校に行ったということですか?

大熊選手:かほく市の小中学校全部に行きました。小学校6校と中学校が3校ですね。

ーー学校訪問もされているんですね。では、バレーボールを通じて地域の魅力をどのように伝えていきたいですか?

メリーサ選手:ブルーキャッツのメンバーには石川県出身の選手がいないので、できるだけ子どもたちに石川でもバレーができるきっかけを提供できればと思っています。

大熊選手:実際に小学校や中学校に行ったとき、バレーボールをやっている子どもはあまりいなくて、クラブチームもかほく市にはあまりないんです。

ブルーキャッツのU15もありますが、中学生からしか入れないので、小学生に教える機会があればいいなと思っています。かほく市の中学生には、ぜひU15に来てもらいたいです!週3日でバレーボールの練習をしていますから。

田中さん:未経験の子でも入れるんですか?

大熊選手:基本的には経験者が多いですが、未経験の子でも入りやすい雰囲気だと思います。

ーーなるほど。サンリーグループとのコラボで、実現したいイベントやプロジェクトはありますか?

大熊選手:サンリーグループは、普段イベントなどを開催していますか?

田中さん:8月に企画していたんですが、いろんな調整が合わずできなくて。でも、やることになったらぜひ参加してほしいです!

メリーサ選手:さっき言ったみたいな子ども向けのバレー教室や体験イベントもできたらいいですよね。

田中さん:確かに。サンリーグループの入居者さんやお家を建てられた方にはお子さんがいる世代が多いので、そういう方たちに向けて何かできたらいいな。

地元ファンへのお願いとメッセージ

ーー大同生命SV.LEAGUEが始まっていますが、今後の試合に向けてファンの方にお願いしたいことはありますか?

メリーサ選手:応援してくださる方と一緒にモチベーションを高めていきたいです。ボールが上がったり、点数が決まったりしたときには、もっと盛り上がって、チームの雰囲気を良くしてもらえるとうれしいです。

大熊選手:メリーが言った通り、自分たちのバレーを見て楽しむ気持ちを忘れずに応援してほしいなと思います。

ーーありがとうございます。最後に、かほく市のファンの皆さんにメッセージをお願いします。

大熊選手:かほく市には温かい方が多く、その優しさに私たちは助けられています。今後もかほく市を拠点に活動していくので、これからもたくさん応援していただけると、とても嬉しいです。

メリーサ選手:チーム名にも「かほく」という文字が入っているくらいですから、かほく市のファンの皆さんがもっとたくさん来てくださると、それが私たちのパワーになり、もっと頑張れると思います。ぜひ試合を見に来てください。

田中さん:ブルーキャッツの試合は社内でも周知していますが、試合のある土日も稼働している職種ということもあり、まだ見に来られていない社員も多い状況です。かほく市の方と同様に、社内のメンバーにももっと試合に来てもらって、積極的に応援していけたらいいなと思っています。

サンリーグループもかほくをホームタウンとしている会社ですので、一緒にかほく市を盛り上げていけるよう、引き続きよろしくお願いします!

ーー今後も、サンリーグループとブルーキャッツで地域を盛り上げる企画を楽しみにしています。皆さん、本日は本当にありがとうございました!

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