前編ではYouTubeを活用した最新の勉強方法についてシェアしてくれた、新米宅建士の3人。後編となる今回は、勉強のモチベーションや、試験前後の心境など、内面の変化に迫ります!
 

(参加者プロフィール)

松本芽久美(Matsumoto Megumi)
愛知県名古屋市出身。結婚を機に、夫の地元である石川県へ移住。2013年、サンリーホームに入社し、賃貸営業職を担当。2021年秋よりかほく店の賃貸営業チームリーダーに就任。趣味はお菓子づくり。

上杉 和喜(Uesugi Kazuki)
石川県出身。医薬品卸の会社に10年半勤めたのち、2020年10月にサンリーホームに入社。趣味は海外旅行、ラグビー、サッカー。現在は金沢店の賃貸営業として勤務。

尾村 星子(Omura Hoshiko)
売買営業課に配属。前職は介護業界だったが、転職活動中に宅建を取得して転職活動に活かした。趣味はスポーツ観戦(特にサッカー)。

 

部署のために、自分のために、頑張り抜いた数ヶ月。

――前回は勉強方法についていろいろと具体的なお話をお聞きしましたが、今回は内面的なことを聞ければと思っています。まず、改めて、皆さんが宅建士を取得しようとした動機はそもそも何だったのでしょうか。仕事に必要だからというのもあると思うんですが、もっと個人的な動機があれば、ぜひ。

上杉さん:私は、取得することでちょっとでも部署の役に立ちたかったのが一番大きいです。 賃貸営業部は松本さんと松山さんが常に引っ張ってくれているんですが、実務能力の高さや経験値ではすぐには二人を追い越すことが不可能なので、せめて資格を取って自分にできることを増やせばチームの助けになるだろうなと思いました。今回、松本さんが一緒に試験を受けることになっていたので、励まし合いながら受けられたのは良かったです。

松本さん:一緒に受けられたのは私としても心強かったです。私の動機はもう、長年この会社にいるのだから、そろそろ取らなきゃ……というプレッシャーが(笑)。あとはもちろん、取得することでよりお客様のためになれるのではという想いもありました。

尾村さん:私はハローワークの職業訓練を利用していたので、目的は純粋に「就職のため」ですね。何か資格を取れば、職探しにも有利になるだろうと。実際、宅建士を取ったことでこうしてサンリーホームに入れたので、意味はあったと思っています。

――尾村さんの前職は介護関係で、不動産関係の仕事は過去にされたことがないのに、入社前から宅建士を持っているってかなりインパクトありますよね。

尾村さん:いや、ある種、そこまで頑張らないと採用されないと思っていて。異業種からだし、年齢的にも二十代とかではないですし。やはり資格を取ったことで本気度を評価してもらえたんじゃないかと思っています。

 

都市計画から遺産相続のカラクリまで、人生につながる(?)宅建修行。

――試験勉強中の心境って、みなさんどんな感じだったのでしょうか?

尾村さん:職業訓練生で同じく宅建士を目指す方々と励まし合いながら、なんとか乗り越えられたという感じです。

上杉さん:自分はかなり苦しかった……普通に教科書や問題がわからなくて頭を抱えることも。でも夏を越える頃には逃げ道もなく、やるしかない、という心境でした。

松本さん:私は一度目の受験が一番気が楽でした。二度目、三度目となると、「一通りやっただけじゃダメなんだ」と思えてきて、沼にハマるというか。どこをどう勉強していけば合格するのかわからなくなっていきました。特に難しい民法については、何回も何回も同じ教科書を読み込んで、大変でしたね……。

――勉強していて、ここは面白いなと思った分野などはありますか?

上杉さん:私はまだ家を買っていないので、「家を買った方がいいか、賃貸で暮らし続けた方がいいか」を検討するのに参考になる知識が得られたのは良かったです(笑)。実務につながるというよりは自分が生きる上で知っておいて良かったことがいろいろありました。

松本さん:私が面白いなと思ったのは、都市計画法。自分で街を作るなら、ここにカラオケ店を作って〜、とか考えて(笑)。自分が住んでいる地域の特性も考えるきっかけになりました。

尾村さん: 私は相続ですかね。相続の決まりについて何も知らなかったので、あぁこうやって兄弟間で遺産の揉め事が起きるんだなぁと理解できて。親には「何も残さないで」と言っておきました(笑)。

――三者三様にばらけましたね。でもみなさん、「仕事に」つなげよう、ではなく、自分の人生や暮らしに直接関わる知識として受け止めているのが素敵ですね。

 

念願の資格を手に、自信を持って大きな仕事へ!

――資格を取得してから、何か仕事上で変化はありましたか?

上杉さん:自信がかなりついたと感じます。去年の今頃は、お客様に対するアプローチもかなりおどおどしていたんですけど、今は一般的な知識をきちんと持って、自信を持ってお客様とお話しできるようになりました。

松本さん:私は「お客様に関わる仕事は、最初から最後まで自分が責任を持ってやり遂げたい」という気持ちが元からあったので、それを実現できるようになった実感があります。今は重要事項説明書も自分で読み上げて、自分の名前が入った契約書も作れるようになって。それが一番嬉しいなと思います。

尾村さん:私は資格を取って就職して、さぁこれからという段階。今から宅建の知識を実務に繋げていきます!

――最後に、これから資格取得を目指す人にメッセージがあればお願いします。

上杉さん:そうですね、興味がある人はぜひチャレンジを。とはいえ、甘くはないので、まぁ一発合格に命をかけすぎずに……。

松本さん:え、一発合格の方が良くない!?私は中途半端にしか勉強できずに結局3回受けたけれど、こんなにしんどい思いをするなら、全てをそこに費やして一発合格する方がいいですよ。

上杉さん:でもそうもいかない現実だってありますから(笑)。ただ、受けてみた感想は、ホント「甘くなかったなぁ」でしたね。いまだになんで合格したかわからないです。

松本さん:そうですね。ただ、何回も受けた私だから言うんですが、諦めなければ必ず合格できます。勉強の仕方や時間の捻出の仕方を工夫して頑張れば。難しい資格ではありますが、最初から「できない」と決めつけずに頑張ってほしいです。

尾村さん:私からのメッセージは、「勉強するならYouTubeの棚田さんの動画がおすすめです!」ですかね(笑)。

――前編で何回も出てきた司法書士さんですね!(笑)。ちなみに皆さん、これから取りたい資格はありますか?

上杉さん:宅建ほどの難易度のものはちょっと避けて(笑)、何か挑戦したいですね。ファイナンシャルプランナー、3級は持っているので、次は2級を受けてみようかな。

松本さん:ちょっと小休止したい感もありますが、不動産経営管理士とかは面白そうですね。いずれ挑戦してみようと思います。

尾村さん:私は……不動産キャリアパーソンを受けてみようかなと。

松本さん:それ、宅建とれたならそっちはノールックで取れますよ!

尾村さん:いやいや(笑)

――不動産キャリアパーソン、とは?

松本さん:民間の資格で、宅建の入り口の入り口みたいなものです。宅建の知識があるなら何も勉強せずに取れるはずです。

――みなさん宅建士を取得して、前よりさらに自信がついて、どんどん新しい世界にも踏み出していけそうですね。今日はありがとうございました!