宅建士資格取得方法を根掘り葉掘り聞くシリーズ第4弾。今回は昨年末に合格を果たした3人に一気にご登場いただきます!前編となるこの記事では、勉強中の記憶が薄れぬ今のうちに(!)勉強方法について詳しく伺ってみます。
 

 
(参加者プロフィール)

松本芽久美(Matsumoto Megumi)
愛知県名古屋市出身。結婚を機に、夫の地元である石川県へ移住。2013年、サンリーホームに入社し、賃貸営業職を担当。2021年秋よりかほく店の賃貸営業チームリーダーに就任。趣味はお菓子づくり。

上杉 和喜(Uesugi Kazuki)
石川県出身。医薬品卸の会社に10年半勤めたのち、2020年10月にサンリーホームに入社。趣味は海外旅行、ラグビー、サッカー。現在は金沢店の賃貸営業として勤務。

尾村 星子(Omura Hoshiko)
売買営業課に配属。前職は介護業界だったが、転職活動中に宅建を取得して転職活動に活かした。趣味はスポーツ観戦(特にサッカー)。

 

独学、通学、職業訓練。三者三様の勉強方法。

――本日は昨年10月に実施された宅建士の試験で見事合格された3人に集まってもらいました。みなさん合格おめでとうございます!早速ですが、皆さん試験までの準備期間や毎日の勉強時間はどれくらいでしたか?

上杉さん:試験までの四ヶ月間、平日は毎日1時間、休日は3時間から5時間確保して勉強しました。試験は2度目の受験でやっと受かりました。

尾村さん:私は三ヶ月間くらい、勉強時間は上杉さんと大体同じです。

松本さん:私も勉強時間は同じくらいで、期間は二ヶ月くらい。

上杉さん:二ヶ月!?短いですね!

松本さん:いや、私はこれで3回目の受験だったので、その度に勉強して、一回リセットしてを繰り返していています。

――独学か、あるいは通学かなど、皆さんの勉強方法を伺ってもいいですか?

松本さん:私は仕事の傍ら学校に行って勉強しました。

尾村さん:私はハローワークの職業訓練を利用しました。無職の期間だったからあんなに勉強できたんだと思っています。お二人みたいに働きながらの資格取得は自分には無理です、尊敬します。

上杉さん:私は独学でテキストを見つつ、弟が「とりあえずYouTube観ろ」っていうので、YouTubeの動画も利用しました。ゆーき先生という方の動画を見ていました。絵や語呂合わせとか、すごくわかりやすくてよかったです。

尾村さん:上杉さんはゆーき派だったんですね!私は棚田行政書士の動画を観ていました。この二人がツートップみたいな感じですよね。

松本:私も尾村さんと同じで棚田行政書士派です。毎日6時に更新されるんですよね。

 

YouTubeを味方につけ、狙うは効率&モチベーションアップ!

――宅建関連のインタビューをしていて初めて「YouTube」が出てきたんですが、3人とも使っていたんですね。どう活用したか、もう少し詳しく聞かせてもらえますか?

松本さん:いろんな方による解説動画があるので、自分に合ったものをチョイスして観れば良いと思うんですけど、私が観ていた棚田先生は話し方がうまいなと思いました。また試験に出るところをピンポイントでチョイスして教えてくれるのがありがたい。テキストだけだとどこが出題されやすいのかはわからないので……。

尾村:話し方うまいですよね。私はその動画を1.5倍速で観る毎日でした。

――1.5倍速で観てわかるものですか?!

尾村さん:はい。聞き取りやすいからできるんです。テキストでももちろん勉強しましたが、隙間時間にこういう動画で勉強していた感じです。知識の補強です。

松本さん:自分の持っているベースの知識にもう一つプラスして、結びつけるようなイメージですよね。

尾村さん:宅建の問題って、私、すごく意地悪に感じるんです。癖があるというか、言い回しに「ひっかけ」が含まれているとか……。「これが解けないのは私の性格がいいからだ!」って思うくらい(笑)。だからそういう癖を掴むために、動画の先生たちの解説はとても役に立ちました。テキストだけではそこまでわからないです。

――そういう親切な解説動画を毎日アップしてくれるんですね。使わない手はないですね。

松本さん:しかも、試験前日には、純粋に応援メッセージだけを載せてくれて。勉強のこととか、関係なく。泣きましたよ、なんていい人なんだろうと思った。

尾村さん:私も観ました。

上杉さん:私、棚田先生のことは知らなかったです。お二人の話を聞いていると、棚田先生がかなり良さそうに思えてきました。ゆーき先生の動画でちゃんと合格したから今落ち着いて話聞いていられるけど、これ、落ちていたらシャレにならなかった(笑)。

――結果オーライということで(笑)。きっと好みの問題もありますよね。ところで松本さんは、お子さんを育てながらの試験勉強って大変ではありませんでしたか?

松本さん:そうですね。最初にトライした時は子どもも小さくて、寝かしつけのまま一緒に寝ちゃうと朝まで復活できない時もあり。二度目のトライの時は旦那が単身赴任で自分の時間なんてなく。三度目こそは何がなんでも勉強のための時間を作ると決めて、家族にも協力してもらいました。最後の一ヶ月は定時でダッシュし、仕事の後に7時から9時まで学校にも通いました。これまではそういう講義も、無理無理通えない、って通わなかったんですけど、やはりそういうものも使わないと受からないと思ったから。

尾村さん:そこまで努力しての資格取得……本当にすごいです。

 

いざ当日!どこから解くかは戦略次第。

――最後に、試験当日の時間の使い方についてお伺いします。問題数がかなり多くて、サクサク解いていかないと間に合わないんですよね、確か。

松本さん:はい、50問を二時間で解き切るので、一問あたり3分も使えない計算ですね。

――じゃあ、お客様との会話くらいのテンポの良さで進めないと。じっくり考えていられないわけですね。

松本さん:そうですね。お客様に何か聞かれたら、「はい、それは〜」ってすぐお返しする、その感覚で解き進める感じですね。

――どの問題から取り掛かるべきか、というのも何か戦略があるんですか?

松本さん:それもいろいろあって。私は前回、宅建業法から着手したら、あまりにも簡単で余裕だな〜なんて思って、そしたらその後が難しくて総崩れしたんです(苦笑)。だから今回は、一般的に難しいとされる民法から最初に解きました。

尾村さん: 民法!私、職業訓練の先生から、「絶対に民法から解いちゃダメ。時間がかかるから」って言われていました。だから宅建業法から取り掛かりました。

松本さん:あぁ〜、私今回は民法を重点的にガツガツ勉強したんですよ。だから自信持っていけたのかも。

上杉さん:松本さんの、その毎回勉強法や解答スタイルを変えていくのもすごいですよね。

松本さん:同じことやっていても受からないからね(笑)。他に変えたことといえば、過去問をよくやるようになったことでしょうか。

上杉さん:私も過去問はやりましたね。滝澤ななみさんのシリーズには大変お世話になりました。

――今日3人集まってもらって、それぞれ自分に合った勉強の仕方や当日の戦略を持って臨まれていたのがよくわかり、面白かったです。ありがとうございました。次回は試験前後の心持ちについて重点的にお聞きします!