【社員インタビューvol.18】パートから正社員に転換すると、具体的には何が変わるの?当事者に詳しく聞いてみます!
事業拡大のタイミングに合わせ、パートから正社員となった総務の佐藤さん。これまでの働きぶりがすでに「正社員級」だとも言われていましたが、実際に転換したことで生活はどう変わったのでしょうか?多方面での変化を聞いてみました。

(プロフィール)
佐藤 雪乃(Sato Yukino)
石川県かほく市出身。自動車部品製造工場のオペレーターを経て、2019年にサンリーホーム入社。趣味は旅行と漫画、プライベートでは二児の母。2021年9月、正社員に転換。
社員の心をひとつにする、という役割期待。

ーー佐藤さんは最近パートから正社員に転換されたと聞きました。具体的にはいつ頃ですか?
佐藤さん:2021年9月21日付です。会社の決算に合わせた形ですね。私個人としては入社1年半のタイミングでした。
ーーご自身から希望されたんですか?それとも、会社の方から打診が?
佐藤さん:会社からですね、というか具体的には専務からですね。金沢店の立ち上げの準備で専務との打ち合わせが増えていた頃だったんですが、「社員がかほくと金沢に分かれる中で、会社として結束力をより強めていかないといけない。総務として、佐藤さんが中心になってみんなをまとめていって欲しい」というお話の流れでの正社員打診でした。
ーーそう言われた時に、率直にどう感じましたか?
佐藤さん:自分のこれまでの仕事ぶりを評価してそう言ってもらえているわけですから、すごく嬉しかったです。責任が増えることへの懸念については、元々パートの時からかなり責任ある仕事を任されていたので、正社員になったからといって仕事内容や質が一気に変わるわけでもなく……。
ーーむしろ、仕事の中身に待遇が追いついてきたぞ、くらいの(笑)。
佐藤さん:まぁそういう面はあるかもしれません、大きい声では言いにくいですけど(笑)。正社員になって最初の給与明細を見た時にはやっぱりちょっと嬉しかったです(笑)。
お迎えまで15分!ガチャガチャを懸けて(?)ダッシュの日々。

ーー正社員になったことで、労働時間はどのように変わりましたか?
佐藤さん:週4日勤務だったのが、土曜も含めた週5勤務になり、退勤時刻も4時45分だったところが5時45分に1時間後ろにずれました。
ーーお子さんもいらっしゃる中で、土曜も働くという決断は大変ではありませんでしたか?
佐藤さん:そこは家族と相談しましたし、協力してもらっています。でも夫も「やってみたいならやってみなよ」と背中を押してくれたんです。新しい会社が立ち上がるタイミングなんてそうそうないですし、すでにある決まりの中で働くのではなく決まりそのものを作っていく仕事になるわけですよね。私自身、この貴重な機会にいろいろな経験をしてみたいなと思っていました。
ーー社会人としてあまりないタイミングですもんね。ということは今は、土曜日は旦那さんとお子さん2人で過ごしておられて。
佐藤さん:はい。男3人、どうなることやらと思っていましたが、なんなりと楽しくやっている雰囲気です(笑)。日曜は家族の時間にしています。
ーー週5勤務には慣れてきましたか?
佐藤さん:むしろ今まで自分のタスクを週4日で捌けていなかったので、それが捌けるようになったのは精神衛生的に良いくらいです!終わらない仕事を翌週まで持ち越すより、全て片付いた状態で週末を迎えられる方が、よほどいい!(笑)それに最近、総務に一人パートさんが入ってくれたんです。今までの1年半はまるっきり一人で総務を回していたのに対し、今は総務の業務内容をちゃんと把握している仲間がいるので、その点でも精神的にだいぶ楽になりました。
ーーむしろ今の状態が理想的な雰囲気ですね。じゃあ、大変なことは、あまりないですか?
佐藤さん:ひとつ挙げるとすれば、5時45分に退勤して6時には学童に迎えに行かないといけないことですね!
ーーひえー、わずか15分!
佐藤さん:バッタバタですよ!まぁ6時を過ぎれば子ども一人当たり100円払えばいいんですけど、子どもたちが「その100円があればガチャガチャが一回できるんでしょ、だったらお母さん頑張って!」って応援してくるんです(笑)。だから定時ダッシュです。専務もそういうメリハリを持った働きかたの方が好きな人なので、何ら気後れせず定時にスパッと帰っております!
新生サンリーホームの要として、全員で進む土台を作る。

ーーこれから入社を検討する方々向けを意識して、サンリーホームの総務の現状の仕事内容を改めて教えてもらえますか?
佐藤さん:ざっくり分ければ、経理っぽい仕事と人事っぽい仕事がありまして、前者は例えば銀行関連の書類発行や業者さんに支払う毎月の請求書の一覧づくり、後者は求人関連の広報(ホームページなど)の管理、新しい入社者へのシステム周りの説明、出勤簿の管理などです。これ以外に、日報に書くのも煩わしいくらいの膨大な雑務があります(笑)。なお、給与計算なんかは労務士さんや会計士さんにお任せしているので、業務範囲ではありません。
ーーさっき、「社員の皆さーん、アンケート提出してくださいねー!」ってフロアに声かけておられましたよね(笑)。
佐藤さん:ああ、ああいうのがまさに「膨大な雑務」の一つですよね、アンケート回収とか督促とか(笑)。
ーーそれに加えて、新店舗設立に関連した仕事があったと思うんですが、どういうことをされていましたか?
佐藤さん:社屋の設計に関しては社長と専務が主導でやっていたのであまり関わっていませんが、建物の中身ですね、家具だったり複合機だったり備品だったりを何から何まで揃えていました。業者さんと金額の交渉などもしました。あとは宅建協会への登録や、建築の申請なんかの事務仕事も。
ーー通常業務にプラスでそれがあったわけですから、めちゃくちゃ大変でしたよね、きっと。
佐藤さん:ですね、二度とやりたくないこともあります(笑)。でもテーブルや椅子の色を決めるのとか、楽しかったですよ。色や形をわざと変えた家具を使ってお客様にインテリアのバリエーションを見てもらえるよう、工夫しています。
ーー正社員になって、これからやってみたい仕事ってありますか?
佐藤さん:うーん、先ほども申し上げたように、仕事の中身も責任もそこまで変わらないので、これを機に改めてやりたいことというのは特に思いつかないかも……。ただ、ずっとパートで働くつもりはそもそも私としてもなかったんです。私は仕事が好きなので、中途半端ではなくきっちりやりたいんです。だから今回会社にもそう評価してもらえたのはありがたかったですし、新しく動き出すサンリーホームが社員一致団結して進んでいけるよう、会社の要としてしっかり責任を果たしていきたいと思っています。
ーー佐藤さん、以前よりも格段にエネルギッシュになられましたよね。ご自身の能力を発揮する機会がたくさんあることで、人間ってどんどん元気になっていって活躍するんだなあと感じました。そういう人が次々に集まってくる会社になることを願っています。今日はありがとうございました!
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