今回もアンケート企画!社員の皆さんのおすすめ書籍を一冊ずつご紹介します。前編では、仕事術や自己啓発に関する書籍を中心にご紹介。読めばモチベーションアップ間違いなし!?

営業成績もこれでアップ?!仕事に使えるおすすめ二冊。

今回のアンケートに回答してくれた社員は14人。誰一人としておすすめ書籍が被らない結果となりました!

学生の皆さんからすれば、「社会人ってどんな本を読んでいるの?」「そもそも本なんて読む時間あるの?」なんてことからして想像がつきにくいかもしれません。

実際、働き始めると仕事を覚えるだけでも必死で、自己研鑽や趣味に余力を回せるようになるまでには少し時間がかかる場合もあります。でもどれだけ忙しくとも時間を割いて読みたくなる本には、やはり特別な価値があるのではないでしょうか。

サンリーホームのミッションは「より良い住環境を提供すること」。日々そこに向かって邁進する社員たちが、どんな本にアンテナを張っているのか?

いくつかのカテゴリーに分けてご紹介していきたいと思います。

まずは、仕事への向き合い方と密接に関係する書籍たち!

一冊目はこちら。

「目標達成の技術」(青木仁志・2012)

(推薦コメント)
「入社前に専務に教えていただいた本で、読み終えたあとすぐにやる気をアップさせてくれるような本です!人生のとても役に立つ本だと思う。」

著者は、10代からプロセールスの世界に入り、現在は自身で設立したアチーブメント株式会社の代表取締役社長として様々な企業や個人の目標達成を支援している青木仁志さん。実はサンリーホームはアチーブメント株式会社の研修を取り入れているんですよ!

ところで皆さんは、身近な人が成功したり大きな目標を達成したときに、「あいつは天才だから……」「環境に恵まれているから……」と思いますか?いやいや、もっと謙虚に「あいつは自分より努力したんだな、だから自分も頑張ろう」と思いますか?

著者は、目標達成は、後天的に習得が可能な「技術」だと考えています。つまり何かを成し遂げるために必要なものは、才能でも、あるいは単なる努力量でもなく、「目標を達成するための専用の技術(思考法)を知っているかどうか」であるということなのです。(そう聞くと、「だったら自分にもできそう!」と思いませんか?)

自分の潜在能力を最大限に解き放ち、スピーディに目標を達成していく秘訣満載のこの本。ぜひ社会人になる前〜新入社員のうちに読んでおきたい一冊です。

二冊目は、資格に関係する本をご紹介。

ユーキャンの宅建士まんが入門(ユーキャン宅建士研究会・2020)

不動産の仕事をするにあたって、あると便利な宅建士の資格。でもテキストが分厚く、最初から挫折する人も後を絶ちません。躓きそうになったら迷わずこの一冊!ストーリー仕立てになっており、登場人物たちが繰り広げるラブロマンスを追いかけているうちに、しっかり勉強のポイントも頭に入ってくる優れモノです。

「目標達成の技術」で仕事のマインドを整備し、資格をとって具体的な武器を身につける。二冊セットで読み込んで、社会人としてのレベルを上げちゃいましょう!

アスリートのメンタルで働こう!自己管理と自己解放に効く四冊。

では、ここからは自己啓発ジャンルから四冊続けてご紹介します。

最初の二冊はどちらもスポーツ選手の著作です。

「心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣」(長谷部誠・2011)

(推薦コメント)
「心は鍛えるものではなく、整えるもの。安定した心を装備することで、常に安定した力と結果を出せるという内容で、全ての事柄に通じると思う。」

約10年前に出版されてベストセラーとなり、今なお多くのビジネスマンに愛読される本書。

サッカー元日本代表のキャプテンとしてチームを勝利に導いた長谷部選手のメンタルコントロール術がふんだんに盛り込まれています。例えば「意識して心を鎮める時間を作る」「恨み貯金はしない」「子供の無垢さに触れる」などなど。

「楽な方に流されると、誰かが傷つく」という重い一言もあります。

エピソードの中には偉大な監督や選手たちも登場しますし、有名な試合の決定的な場面についての裏話も頻繁に登場するため、サッカーファンは満足間違いなし。しかしサッカーという枠を超えて、「プレッシャーのかかる環境下で成果を出し続けないといけない」全ての人の胸を打つ、生き方のヒントがたくさん詰まった一冊です。

次もサッカー選手の著作!

「僕は自分が見たことしか信じない」(内田篤人・2011)

サッカー日本代表・不動の右サイドバック、内田篤人選手。彼の少年時代からプロサッカー選手になってからの葛藤や苦悩がさらけ出されています。

長谷部選手の著作のような実践的なメンタルコントロール術の本ではありませんが、彼の真摯な生き方に触れることで人間的に触発され、「自分も自分のフィールドで頑張ろう」と思えてきます。

ちなみにこの本、内田選手の躍動感あふれる美しい写真が盛り沢山!(写真集として買う人もいるそうです。笑)

生き生きと日々を過ごす内田選手の姿や表情からもエネルギーをもらえます。

次は、気持ちを軽くしてくれそうなこの本!

「バカ」になれる人ほど「人生」はうまくいく(佐伯益咲寿・2019)

(推薦コメント)
「前向きになって、頑張ろう!と思える。」

今、なんとなく「もやもや不安」を抱えている人。いつも「自分はこれでいいのかな?」と思ってしまう人。そんな人に、自分の人生を自由にしてあげるための55の考え方を提供してくれるのが本書。

例えば、「アタマを空っぽにしてわがままに(自分に素直に)」「人に勝つより、人に優しく(競争より共存)」「持っていない”ことを武器に(周りを巻き込む)」……こうしたフレーズになんとなくピンときたら、すぐにこの本を読んで、明日から晴れやかな顔で生きていきましょう!

四冊目はこちら、

「やるか、やるか」(JIN・2021)

印象的なタイトルと表紙のこの一冊は、フィジーク(鍛え抜かれた肉体全体のバランスの美しさを競い合う競技)選手のJINさんによる、「仕事術」「成功術」「信念」「努力」にまつわる考え方を凝縮した本です。

筋肉隆々の肉体の中に宿る、まるで和尚さんのようにブレない強靭なメンタルが魅力のJINさん。「自分の感情に振り回されてしまう」「他人の評価が気になって伸び伸び生きられない」……そんな、「誰か」の人生を生きているような日々に苦しむ人は、ぜひ彼の考え方に触れて、自分に忠実に堂々と生きる「自分の」人生を手に入れてください。(若くして成功した人物のマインドを知るという意味でもおすすめの一冊です!)

最後はほっこり♪児童書から二冊ご紹介します!

小さなお子さんのいるお母さん社員もたくさんいるサンリーホーム。最後は児童書から挙がった二冊をご紹介します。

「ぐるんぱのようちえん」(西内ミナミ・1966)

(推薦コメント)
「なかなか自分のために本を読む時間が取れませんが、子供に読み聞かせながら自分が感動してしまいます。温かい気持ちになれます。」

何十年も読み継がれている名作絵本が挙がりました。体が大きくて不器用なゾウのぐるんぱは、どこのお店で働いてもうまくいかず、「もう、けっこう」とつまみ出されてしまいます。張り切り過ぎて失敗し、しょんぼりと落ち込むことを繰り返すぐるんぱを見ているとこちらも胸が痛みますが、最後には自分の居場所を見つけます。

ぐるんぱには、若い頃に職を転々としていた作者の姿が投影されているのだそうです。「なんだかうまくいかない」「自分の居場所がない」と悩む人に対し温かいエールを送ってくれる「ぐるんぱのようちえん」は、辛辣な社会を生き抜く大人の心にこそ響く一冊かもしれません。

最後はこちらです!

「ウォーリーを探せ!(シリーズ)」(マーティン・ハンドフォード・1987〜)

(推薦コメント)
「疲れた時に気分転換になります」

もう、説明する必要もないくらいですね!(笑)言わずと知れた有名な絵本とキャラクター。仕事でくたくたになった一日の最後に、無心でウォーリーを探してみたら、リラックスして新しいアイデアも浮かぶかも!?

以上、「おすすめ書籍」の前編でした。後編では、人生の視点を広げることに役立つ本や、人間関係に悩んだ時の本をご紹介します。どうぞお楽しみに!

※調査概要
調査期間:2021年6月9日〜24日
調査対象:サンリーホームに在籍する社員14人
調査方法:アンケート用紙を配布・自由記述